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【出版ゼミ9】表紙のデザインをどうしたらいいか分からない

【出版ゼミ9】表紙のデザインをどうしたらいいか分からない

●表紙のデザインをどうしたらいいか分からない

表紙のデザインについては、
1)どういうデザインにするか
2)誰がデザインデータを作るか
この2つを決めなければなりません。

まず最も重要なのが1)の「どういうデザインにするか」です。先ほど、タイトルは手に取ってもらえるかどうかを決する最重要ポイントのひとつだとお伝えしましたが、表紙のデザインも同様です。タイトルとデザインが組み合わさって表紙が完成するからです。

では、具体的にどうやってデザインをきめたらいいのでしょうか。
これこそ、本屋さんでリサーチするのです。デザインはイメージですから、言葉で考えることが出来ませんし、言葉ほどバリエーションを想像するのが難しいものです。ですから、百聞は一見に如かず、本屋さんで勉強しましょう。

そのときのポイントは、タイトルのところでお伝えしたのと同様ですが、とりわけ色や余白の使い方、タイトル文字サイズのメリハリ感に注意してください。

何も参考にせずにオリジナルのデザインを起こしたいなど、無謀な考えは捨ててください。

次に2)の「誰がデザインデータを作るか」です。
表紙のデータはアドビ社のフォトショップやイラストレーターなどのデザインソフトを使って作るのが通常です。ワードなど、もっと身近なソフトでも作れないことはないですが、機能が限られているため、素人臭いものになってしまう可能性が高いです。

デザインソフトは高額ですし、操作も慣れないと難しいため、もし日ごろ使っているようでなければ、デザイナーに外注して作ってもらうのが一番です。ただこの場合、デザインイメージを言葉で伝えるのはやめてください。イメージは言葉で伝わらないからです。脳みそが変わると、同じ言葉から浮かぶイメージも異なります。「赤」といっても、Aさんいとっての赤とBさんいとっての赤は一致してるとは限りません。

ですので、無駄なやり取りを避けるためにも、他の本の表紙や手書きのラフデザインを起こして、デザイナーに渡してください。そうすれば、イメージの大きなズレが出ることなく、表紙を作ってもらうことが出来ます。

デザイナーの人を探すには、ネットのマッチングサイトを活用してみてください。

(マッチングサイト例)
ランサーズ https://www.lancers.jp/
クラウドワークス https://crowdworks.jp/
SOHOビレッジ https://www.sohovillage.com/
@SOHO https://www.atsoho.com/
coconala https://coconala.com/

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