今、アマゾンpodが凄いことになってる?

アマゾンpodってご存知ですか?
まず、podというのはプリントオンデマンドの略になります。
2011年頃からスタートしている出版サービスなんですが、まだまだ知らない人も多いと思います。
これは、予めアマゾンに本文と表紙のデータを提出し、アマゾンがサイト上で販売。お客様から注文が入るたびにアマゾンの工場で印刷・製本され、お客様に発送されるというものです。電子書籍ではなく、紙の本なのですが、在庫を抱える必要がまったくないスキームです。売れるたび、販売価格からアマゾン流通手数料と印刷費を引いた残額がpod取次に払われ、そこから著者に印税が支払われるのが通常です。
書店に並んでいる本と異なりアマゾンのサイトからしか買えないのと、書店本のようなカバーがなくペーパーバックという冊子的仕上がりのため、書店流通本と比べ確かに見劣りイメージがあり、これまではpodランキング1位の本でも書籍全体では蚊帳のそと感がありました。
それがです、、、
今年、弊社から出した占星術のプリントオンデマンド本が発売当初ずっとpodランキング1位を維持したのですが、その時、アマゾンで扱う書籍全体(約300万冊)の中でも1000-2000番台となっていて驚いたことが、今回ご報告する状況を知るきっかけになりました。
ちなみに、現在のpodランキングは以下から確認できます。
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/2229003051
ご覧になられたときのランキングは変動してるかもしれませんが、
6月になって「超簡単メガビタミン入門1」という本に首位を奪われ、アマゾンで扱う書籍全体(約300万冊)でのランキングを確認したところ、なんと100位以内に入っていたのです。それからは首位が変わってもいづれも100~200位台が続いていて、何かが起こっていると感じざるをえませんでした。
何しろ、一般的な出版社が書店流通で発売した本にしても、アマゾンで扱う書籍全体(約300万冊)の中で1000番以内に入るのは至難の業で、さらにそれを維持するのは途方もないことです。それこそ100番に入るというのはもう別世界であり、アマゾンだけで1日数十冊売れてるレベルです。
著者が芸能人でも特に有名な方でもなく(私が知らないだけでしたら、ごめんなさい)、本の印象としても書店本に見劣りする感があるので、
なぜ? なぜ? なぜここまで売れてる?
一体、どうやって宣伝してる?
むちゃくちゃ驚いています。
この現象が拡大したりすると、ゆくゆくはアマゾンpodでミリオンセラーが登場するかもしれません。
現状は本の売れ行きというのは、あくまで本屋さん店頭が9割なのですが、いづれアマゾンのようなネット書店が今を遥かに凌ぐ形で台頭してくるのは間違いないでしょう。
これは著者になりたい方にとっては非常に大きなチャンスですね!!!